今年はさくらの花が咲いているときに、いつもより寒く去年より少ない採蜜になりました。
予約のお客様のみで完売になりました。
もう少しで、アカシアの蜂みつが採蜜できます。 よろしくお願いします。。。
秩父にやっとロウバイが咲き始めました。
梅のつぼみはまだ固く、いつもより2週間ぐらい遅れているようです。

養蜂場に風にのって甘いかおりがしています。

梅の花が咲くと秩父も春です。

暖かい日は、外に出ようとして活気付いています。花が咲き始めたのがわかったのかな?

太陽を浴びて気持ちよさそうです。

巣箱の中が、ジメジメしないように日光浴?です。
今年はミツバチの数が増えそうなので、本格的に巣箱作りをしています。
日差しは柔らかくなり、耳を澄ませれば沢から水の流れる音がします。
今王冠は作業場のようになっています。
周りの山を見ながら一休みして、コーヒーを飲む優しい時間を独り占めです。
秩父は風の吹く寒い日が続いています。

風が巣箱の中に入らないように、冬は寒さからミツバチを守ります。
天気の良い日は、周りの様子を見に巣箱から出ています。
仲間を呼んで、花が咲いているか見に行くようです・・・?

桜が咲いたら、蜜を集めに行くハチたちは春を待っています。

真ん中の大きいのが女王蜂です。

ふたをしているのがサナギ、白いのが幼虫です。

寒くなっても生きていけるように、ハチミツを残しておきます。

花粉があるか、ハチミツがあるか、たまごを産んでいるか確認しています。
ミツバチは寒くても活動しています。
ミツバチがオオスズメバチに襲われるのを防ぐのに大切なのは、ネットとネズミ捕りです。
オオスズメバチは親指ぐらいの大きさで、意地悪そう・・・な顔でしょ?
連休がおわって台風の日、ミツバチが熊に襲われていた。
自然の恵みをいただくことのきびしさを、おもいしらされました。

ミツバチが勇敢に戦ったのかと思うと胸があつくなりました。
命がけのミツバチたちの働きに報いるためにも、養蜂家の責任として良い蜂蜜を採ろうと
おもいました。

みんな自然の中に生きている、身の引き締まる思いです。

中津峡の高山にはシナの木が多く、シナ蜜が採れました。
香り高く濃厚で、どこか懐かしい味です。
シナの花は、鎮静、利尿、発汗作用があるといわれています。
試食コーナーにシナ蜜もあります。
白くなっているのは蜜蓋といいます。蜜蓋がしてないと、糖度があがらず採蜜できません。ナイフで蜜蓋をとって分離器にかけます。

中津峡野生植物の蜂蜜販売はじめました。
アカシアを主とした蜂蜜小瓶のみ、もうすぐ完売です。有難うございました。

これは採蜜用の分離器です。

採蜜がおわったら熱湯で洗います。

そして、きれいにきれいにします。
採蜜のたびにおこなう、大事な仕事の一つです。